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学名 Commiphora myrrh
ミルラは北アフリカを中心に生育するカンラン科の低木の樹脂です。オリバナム(乳香)と共にミルラは古代の様々な文明で香料、薫香、医療のために使用されました。傷を治す軟膏として古代の兵士に携帯されたという説もあります。
ミルラの精油は樹脂から水蒸気蒸留法または溶剤抽出法により得られます。溶剤抽出法により得られたものはレジノイドタイプと呼ばれ、赤褐色でかなり濃厚で粘性があります。どちらもスモーキー、複雑な、土のような芳香を放ちます。
ミルラは殺菌、消毒、治癒、抗炎症のはたらきがあります。とくに治りの遅い傷や、侵出性の湿疹に使用できます。また、抗真菌作用があるので水虫にも有効です。
防腐作用があり、古代エジプトでのミイラ作りに使用されたのは有名です。収れん作用もあるのでスキンケアにも価値があります。
ミルラは同じカンラン科のオリバナムと同様に胸の感染症、気管支炎、風邪、喉の痛みの緩和に使用できます。痰の排出をスムーズにするはたらきがあります。
その他には胃と消化器系を強壮にする作用があるといわれます。
ホルモン調整作用があるともいわれるので妊娠中は避けたほうが安心です。
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